学生の超過印刷、研究室業務印刷に課金したい
多くの大学では学生ごとに年間の印刷ポイントを付与し、年間に印刷できる枚数を制限しています。制限することにより、全体の印刷量の抑制にはなるのですが、以下の課題があります。
- まだ、年度途中なのに、サークルの印刷物を印刷したり、印刷設定ミスにより大量に印刷してしまったりして、ポイントが無くなってしまい、本当に必要な学業用の印刷が出来ない場合がある。
- 法学部など大量い印刷する学生など、付与したポイントでは足らず、お金を払っても印刷したいという要望がある。
PaperCut プリペイドカードの活用
PaperCut を購入すると、無料で「プリペイドカード発行ソフト」がついてきます。を使って、印刷ポイントを超えたユーザーには自己負担で印刷ポイントを買ってもらう。
群馬パース大学様:学内証紙発行機でプリントバウチャーを発行、同時に集金
マルチ経費アカウントの活用
を使って費用の細かな活用が可能です。例えば
自分でお金を出して購入したポイントと学校から付与された印刷ポイントを別管理し、年度末には学校から付与されたポイントはリセットされても、購入したポイントは次年度も引き継げるという運用も可能です。
卒業時のプリントポイントの扱い
卒業時に購入した印刷ポイントが残る場合があります。学校から付与したポイントは卒業とともに失効しても、苦情は出ないと考えられますが、自分で購入したポイントが失効するのは学生としても納得感が無いかと思われます。
PaperCutには友人、サークルの後輩などに、ポイントを譲ることができます。また、残った印刷ポイントを寄付してもらい、それを植林などのチャリティーに充てることも考えられます。より納得感の高い運用が可能です。
学内コピー機(複合機)も、PaperCutのポイントで課金したい
PaperCut エンベデッドを使えば、学内に配置してある複合機も学生の印刷ポイントとして課金することができます。コピーについては購入したポイントのみ使えるなどの運用も可能です。
事例:コインベンダ装置と連携してPaperCut プリントポイントを購入
課金装置とPaperCutサーバが連携して動作するため、コインを入れてポイントを購入するだけで自動的にPpaerCut MF上の当該学生のプリントポイントに加算されます。
オプションでレシートプリンタも搭載できますので、研究室などの共有印刷ポイントの購入など、経費精算が楽に行えます。
注)筐体ケースは特注品です。
事例:カプセル自販機でPaperCut プリペイドカードを販売
カプセル販売機を使えば簡単にプリペイドカードを現金で販売し、学生がプリントに使うことが出来ます。
写真は市販のガチャポンマシンのカプセルにPaperCut プリペイドカード発行ソフトを使って作成した紙を入れ、100円硬貨で購入できるようにしたものです。この方式なら、安価に現金課金が出来るようになります。