活用事例のご紹介

小規模大学へはこの構成で安価にシステム導入可能です。「プリントステーション」

プリント管理システムを導入しようとして見積を取ると、「こんなに高いのか」と思われる小規模大学のIT管理者の方は少なくないと思います。

PaperCut MF は大学の規模、システムの複雑さにより、導入設計、現地インストール作業費に費用がかかる場合があります。大きな大学なら、その経費も学生数が多いため、カバーできるのですが、小規模大学では、とても費用対効果が得られません。やりたいことを絞って、導入されることをお勧めします。まずはCOSYまでご相談下さい。

印刷管理、本当にやらなければならないこと

  1. 印刷に関する学生利便性の向上、職員工数の削減。特に持込PC対応
  2. 印刷コスト削減と無駄な印刷の防止
  3. ITセキュリティーとプライバシーの保護

上記の項目を最低限実施できるシステムを導入することに注力してください。

プリントステーションという考え方

今までは、教室を中心にありとあらゆる印刷環境を管理するという概念で要求仕様(RFP)が構成されていました。これでは費用が増大するのは当たり前です。発想を変えて、BYOD持込デバイスからの印刷を便利にするという目的にのみ絞ってみてはどうでしょう。

ロビー、図書館、共用スペース、自習室にプリントステーションというコーナーを作り、学生持込PCから印刷したい場合は学生がそこで印刷する。そういうコーナーを作っておきます。プリンタまでの距離が遠いという苦情が出れば、順次、ステーションを増やして行けば良いわけです。アメリカの大学ではこの方式が主流です。Print Pay Station と呼ばれる場合もあります。

COSYでは、PaperCut MFのプリントステーションパッケージをご用意しています。サーバーソフトをWindows 11 ProのPCにインストールし、プリンタ2台と連携させます。プリントジョブのリリースはスマホを使って行います。もちろん印刷すればすぐ出力される直接印刷も可能です。

 

PrintStationBasic

プリンタ1、2にそれぞれプリンタ識別用QRコードを張り付けておけば、スマホでそれを撮影することによりジョブをリリースすることが出来ます。

動作環境

  • Windows 11 Pro 16GB RAM, 512GB SSD Corei5 以上 同時アクセス10User以下
  • LAN接続プリンタ2台まで(印刷量が少ない場合は3台まで可)メーカー問わず。既存プリンタ流用可
  • 利用ユーザー数500~1000名推奨(それ以上の場合はサーバーOSを用意してください)
  • 月間印刷ページ数4000~6000程度まで
  • 持込用学生PCへMobility Print アプリをインストール(しない場合はWebプリントのみ利用可)
  • 印刷一時停止し、あとで印刷したい場合はスマホを利用
  • 課金したい場合はプリペイドカード機能をインストール

導入対象

学生数1000人以下の小規模大学の持ち込みPCからの印刷用

複数設置することにより中規模校での導入も可能です。

想定予算

Basicパッケージ:初年度費用60万円以下、次年度利用料30万円以下(保守契約レベルなどにより変動)

ご購入方法

PaperCut MF販売各社にご相談下さい。販売店がわからない場合はCOSYまでお気軽にお問合せ下さい。

まとめ

注)保守が必要な場合は次年度、別途保守費がかかります。

 

 

 

 

 

 

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