8.262020
Microsoft ユニバーサルプリント”Universal Print” に次期バージョンより対応予定
PaperCut MF はVer.21.xxよりMicrosoft の提唱する、Universal Print 環境をマルチベンダのプリント管理システムの観点から統合して行きます。
Universal Print はOffice 365 Azure Directory ユーザーに対してクラウド環境からの印刷をオンプレミスのプリントサーバ無しに実現します。これは、現状のオフィスプリント環境に加えて、クラウドプリント環境が各プリンタメーカーの努力により、可能になることを意味しています。PaperCut はUniversal Printを一つの印刷方法ととらえ、今まで通り、統合プリント管理ツールとして機能します。
Universal Print が普及しても PaperCut が必要な理由
- Universal Printから印刷できるのはこれから発売される新機種のみ。既存のプリンタに対してはPaperCut Mobility Print のようなPrint Enabler が必要
- 日本のプリンタ環境はガラパゴス、Canon, Ricoh, Fuji Xerox, EPSON それぞれ勝手なプリンタ言語を使っており、統合管理はPaperCut以外には困難
- Universal PrintはMicrosoft Azure の特定契約者のみが対象であり、すべてのオフィスに対応しているとは言えない
- PaperCut はPrint Enablerとしての機能だけではなく、コピー、スキャン、USBプリント、FAXの管理まで可能なだけでなく、部門費用管理など多彩な管理機能を持っている
- PaperCutはWindowsだけでなく、Mac OS, iOS, Android, Linux などWindows以外のプリント環境にも対応
今後、PaperCut 社はMicrosoft社は継続してUniversal Print 関連の技術を開発して行きます。
PaperCut 社のUniversal Printへのリンク
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