5.262020
小規模大学に経済的なPaperCut
学生数の少ない大学では圧倒的に価格の安いPaperCut がお勧めです。
PaperCutの基本ライセンスは登録ユーザ数で価格が決まります。小規模大学では学生数が少ないため、他のソフトに比べて比較的安価にシステムを導入することが出来ます。
小規模校では、印刷枚数もそう多くないため、プリント管理システムの価格と消耗品費を比べると、あえて導入する必要も無かったのが現状かと思います。
なぜ、PaperCut が必要なのでしょう。
ずばり、モバイルデバイス、BYOD対応への対応が求められているからです。
リモート授業が当たり前になる昨今、各学生が1台PCやタブレットを持ち、学習に活用するという環境に変わってきています。海外の大学では、PC教室はどんどん無くなり、持ち込みデバイスを活用するのが主流になってきています。
PaperCutのモビリティープリント機能を使えば、現在ご使用中のプリンタで持ち込みデバイスからの印刷が簡単にできるようになります。
持ち込みデバイスに対応できるだけでなく、印刷上限管理、その上限を超えた場合の課金管理など、PaperCut には多くの便利機能が備わっています。
- 学生ごとの年間印刷上限管理
- 上限を超えた場合の印刷課金
- 私的印刷用、研究室費用、サークル費用など費用アカウントごとの課金集計
- PaperCut MFを使えば学生証による認証プリントや、オンデマンドプリントが可能
- マルチベンダプリンタ対応
- Windows, Mac, Android, iOS, chromebook からの印刷が可能
データベースなど必要な機能はPaperCut に含まれています。プリントサーバー1台を用意していただき、PaperCutをインストールするだけで、活用できます。かかる費用は
- Windows サーバーPC 1台
- PaperCut Plus ソフトウエア
- 学内WiFiネットワーク接続
学生がいままで、毎月一人当たり20枚、無駄なプリントをしていた場合、1枚の印刷コスト3円としても、月間60円、年間720円
500人の学生が居れば、年間 720円X500人=360,000円の無駄な経費が消費されます。つまりPaperCutを導入しても1-2年程度で初期費用を回収でき、以後、ずっと節約ができることになります。さらに学生の利便性が上がれば、導入しない理由は無いということになります。
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